1984-05-08 第101回国会 衆議院 社会労働委員会 第11号
いずれにいたしましても、日中国交回復後、特に熱烈にお互いが歓迎して日中友交関係を深めていっているわけですね。その中において、そういう経済関係が非常に密接になればなるほど、そういったわからないということだけで済まされない問題が今あると思うのです。向こうは向こうの理屈、こちらはこちらの理屈で合わせでやらないといかぬ。しかも協同でお互いに理解し合ってやらないといかぬ。
いずれにいたしましても、日中国交回復後、特に熱烈にお互いが歓迎して日中友交関係を深めていっているわけですね。その中において、そういう経済関係が非常に密接になればなるほど、そういったわからないということだけで済まされない問題が今あると思うのです。向こうは向こうの理屈、こちらはこちらの理屈で合わせでやらないといかぬ。しかも協同でお互いに理解し合ってやらないといかぬ。
いまでも日中友交協会の会長をしておりますけれども、しかしわれわれが国交回復をする際にも、やっぱりそういう過去の事実について十分知り、当然国交正常化を考える以上は、そういうことに対する反省も十分して、たとえば周恩来首相等といろいろ話し合ったわけですけれども、しかし実を申しますと、日本の軍国主義復活ということに対しては彼らは当時は非常に警戒していました。
○鈴木(勲)政府委員 ただいま最後に申し上げましたように、教科書の現物を差し上げる趣旨は、個々の個所ではなくて全体として教科書を流れる記述をごらんいただきますならば、日中友交の立場あるいは日中共同声明に盛られましたその趣旨等が適切に反映されているのではなかろうかということを申し上げたわけでございますが、たとえば一つの日本史の例をとりますと、「現代日本の動き」というところで「日本が過去の戦争にともなう
私はあと二点ほど伺いたいと思うのでありますが、この船舶協定とはちよつと話がそれるかもわかりませんが、関係はあるものですが、今朝のNHKの放送に依りますれば、北京放送の報道として、中国の赤十字から、日本の赤十字と日中友交協会と平和委員会とにそれぞれ電報を打ち、五名の代表と二名の工作員を合議し、名簿を送れと言つていると言つておるのですが、これに対して政府の意見を伺いたい。